じじいの備忘録


by jijiimax
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感傷に浸るわし

今日は雨。最近の猛暑の中、久しぶりである。今日は、部屋の掃除でもしてみることにした。

2階のわしの部屋で、2時間ほど掃除をする。1階に降りると、服の嵐。


『なんじゃ こりゃ~』(太陽に吠えろの松田優作さんの如く)


母は答える。

「いや~タンスの整理」


そんなことは、わかっている。母は、なにやら30年間の服を整理していたのだ。



『おぅっ おぉっ~こ・こ・この ふくぅう~』  母以上にその懐かしさを感じるわし…。


30年…。わしは産まれてはいないわけだが、母の服を見て、わしの幼少の記憶が思い出される。懐かしい。わしらしくなく、思わず感傷に浸る。



しばらくして、母親

「痒い…  痒い…  あぁっ…。」


服に変な虫でも居たのだろうか?一気に現実に戻る。しかも、カビが生えていたとのこと…。


「やっぱり、通気性が悪いからかしら?」



冷静に分析する母。なんで、今まで気がつかなかったんだ…。


授業参観の時の、母の勝負服が、無残な姿になり、この世から消えていくんだと、しみじみ感じながらも今日が過ぎる。
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by jijiimax | 2005-05-06 23:43 | じじいの小言